Y:田中JAPANがスタートして4年目に入ります。メンバーは毎年変更されてしますが、津曲さんは不動のメンバー。チームはどう変わってきましたか。
T:僕のほかにも山本(隆弘)、加藤(陽一)、細川(延由)、宇佐美(大輔)の4人は毎年選出されています。4年間、全日本にいて確実に言えることは、この世界最終予選を闘うメンバーが最強ということです。練習なんかを見ていても、ワールドカップの時よりは、はるかにレベルアップしていると思いますよ。まあ、田中JAPANのスタートの頃は、トライアウトをやってみたり、若い選手を積極的に大きな大会に出場させてみたり、チーム作りに試行錯誤してきたと思うんですけど、今、アテネオリンピックを目の前にして、力のある選手が最終的に残ったな、という感じですね。スーパーエースの山本も、ワールドカップでひと皮向けて、凄く頼もしくなりましたし。
Y:ワールドカップは最初に3連勝してそのまま波に乗るのかなと思ったら、その後はズルズル敗退してしまいました。
T:いや、僕らが一番行けるかなと思っていたんですけどね(笑)。3連勝したあとアメリカとセルビアモンテネグロに負け、福岡の大会から巻き返しを図ろうと思っていたのに、山本が怪我したり、加藤が風邪を引いて熱を出したり、僕も怪我をしてしまったりで、チームの歯車が狂ってしまいました。本当に不完全燃焼の大会になってしまったんです。だから、最終予選は悔いが残らないような闘いをしたい。みんなも同じ思いで、22日にピーキングをもっていけるように、コンディション作りにみんな工夫していると思いますよ。
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