インタビュー・文/吉井妙子

待望のプロ野球の2004年シーズンが開幕。2001年以来のリーグ優勝を狙うヤクルト・スワローズの宮本慎也選手にスポーツ・ジャーナリストの吉井妙子がインタビュー。宮本選手が考える若手選手への指導法や今シーズンの抱負、日本代表のキャプテンとして考えたことを聞いた。(3月19日 神宮球場にて)
※フジテレビ系列では、「熱チュー!プロ野球2004 ヤクルト×巨人」を4月28日(水)、29日(木・祝)の19時3分〜20時54分(全国ネット・延長対応最大30分)でお届けします。
Y:ヤクルトは、12球団の中でも際立ってチームワークがいいと思います。リーダーである宮本さんが、チームを上昇気流に乗せているような気がします。
M:ヤクルトがいいチームと言っていただけるなら、それは僕と言うより、古田さんの存在が大きいと思いますね。ヤクルトだけでなく選手会会長として球界を牽引している古田さんに、これ以上負担をかけないよう僕が気がついたことは、先にやろうと思っているだけです。選手は皆、自然と古田さんの背中を見ながら襟を正していますし、若い選手が違う方向に行きそうなときに、僕だけではなく真中とか、僕らの年代が積極的に声をかけるようにしています。
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