Y:若い選手であっても相手はプロ。プライドもあるでしょうから、その注意するタイミングとか言い方は難しいと思うのですが…。
M:自分の感情で怒らないことですね。カッと来ることがあってもひと呼吸する。でも、注意しなきゃならないことは必ず口にします。この歳(33歳)になって少々きついこと言って煙たがられたり、嫌われてもある程度は仕方ないと割り切っていますので。これは自分のためでもあるんです。他人を叱るというのは、自分も襟を正さないといけない。僕自身もいい加減なことができなくなるじゃないですか。でも、自慢じゃないですけど、ウチのチームは本当に雰囲気はいいと思いますよ。ベテラン選手であっても、若い選手と話す時は目線を下げて話すので、若手とベテランの選手の間に溝がないんです。古田さんでも、18歳、19歳の子に気軽に話しかけますから。だから僕がチームを引っ張っているというよりは、チームが常にいい雰囲気で試合ができているということなんだと思いますね。
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