海峡を渡る
バイオリン

ここの秋フジテレビが総力を挙げて放送する、フジテレビ開局45周年記念番組「海峡を渡るバイオリン」がいよいよクランクインした。激動の時代に韓国から日本に渡り、バイオリン製作に全てをかけた男の真実のドラマを描き、感動の渦に日本全国を巻き込もうとしている。
名もなき一人の男が、独学でバイオリン製作に全てを投げ打ち、妻の献身的な愛に支えられながら、「東洋のストラディバリ」と賞賛されるバイオリン製作者となるまでのドキュメントをドラマ化する。
実在の人物である陳昌鉉さんの半生を生きることになるのは、草なぎ剛。深夜番組において、韓国語を自由に操り世の中を驚かせ、さらに2004年3月には全編韓国語の映画「ホテル ビーナス」を公開、モスクワ国際映画祭パースペクティブ部門、最優秀作品賞を受賞するという輝かしくも、確実に日韓の架け橋として着実な歩みを重ねてきた。

その草なぎは、
「実際の陳昌鉉さんご本人にお会いした時に、ひじょうに強い力と、大きな温かさを陳さんから感じました。陳さんのバイオリンにかける情熱だったり、喜びだったり、悲しみだったり、そうした生き様をきちっと演じて生きたい。」
と本人の魅力を実際に感じ、さらに演技に力が入っている様子。
そして、この人の存在なしには陳昌鉉の成功は考えられない、と言われる妻の南伊子(なみこ)を演じるのが菅野美穂。
全ての作品において、常に見るものの記憶に深く刻み込まれる演技を披露してきた菅野美穂もまた、このドラマの成立に欠かせない存在なのである。

菅野美穂は、
「台本を読んでみて、私の役は、昌鉉さんの才能を温める役だ、と思いました。
彼の才能にかける南伊子の情熱は、彼がバイオリンにかける情熱と似てるものを感じます。台本の持つエネルギーを理解して、この平面の世界にあるものを立体的なものにするには、慎重に取り組まなければ、と思っています。」
と意気込みを語った。

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