｢親子はﾔｯﾊﾟﾘやりずらい｣
野村克也&克則
野村克也監督と、来季新球団の楽天でﾌﾟﾚｰする野村克則さんは、野球界では珍しい親子ｱｽﾘｰﾄ。以前はﾔｸﾙﾄ、そして阪神と同じﾁｰﾑで監督と選手として共に戦ってきました。親子で同じﾁｰﾑでﾌﾟﾚｰするってやりにくいことはなかったのですか?まずは監督に聞いてみました。｢(一緒にやるのは)難しいですね。僕が(阪神の監督として)2年目の時に彼(克則さん)がﾔｸﾙﾄから来たんですよ。その年の開幕戦が横浜で1戦、2戦と負けたんです。3連戦の3戦目の時、矢野(阪神･矢野捕手)と色々話したんですけど、どう投手を引っ張っていいか矢野が迷いっぱなしなんです。それで3戦目に克則を使ったんですよ。ｿｺｿｺ頑張ったんですけど、結果は負けてしまったんです。そしたら次の日のｽﾎﾟｰﾂ新聞に、あの江夏豊が(監督の采配に対して)ﾎﾞﾛｶｽに書いたんですよ。『なんで克則を使うんや』と。次の日江夏と会ったんで『なんや!あの原稿は』って言ったんですけど、それ以来、今だに口きいてません。他の人が書くんならいいんです。江夏だから、あれだけのことを書くんなら俺に取材してもいいじゃないかと｣と、親子で同じﾁｰﾑでﾌﾟﾚｰすることは、色々と難しいようです。そんな監督と克則さんに、克則さんの奥さま･有紀子さんからﾒｯｾｰｼﾞが届いているので、ここでご紹介します。
☆ﾒｯｾｰｼﾞ
･野村克也ﾌﾟﾛﾌｨｰﾙ
･野村克則ﾌﾟﾛﾌｨｰﾙ
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