「五輪三連覇のプレッシャー」
野村忠宏
アテネ五輪柔道60kg級で前人未踏の三連覇を達成した野村忠宏さん。五輪三連覇は、日本柔道史上初の快挙。こんな偉業を成遂げた野村さんにも、試合前には相当のプレッシャーがあったようです。「試合が始まったら、そんなん(試合のプレッシャーは)関係ないですけど、試合前日まではすごいプレッシャーは感じてましたね。全く眠れなかったですから。相手を投げてる良いイメージを持とうと考えているんですけど、ちょっと気を抜いたら『負けたらどうしよう』と、そればっかりでしたね。そのうちライバル選手が『減量失敗したり、病気ならへんかな』とか、そういうことまで考えてました」こんなにプレッシャーがかかったアテネ五輪。試合会場には奥様もかけつけていらっしゃいましたが、その奥様とプレッシャーのせいでケンカをしてしまったそうです。「プレッシャーかかったら、イライラしてるじゃないですか。だから、当たる相手ってどうしても家の中で嫁さんになるんですよね。だからイヤな言い方になったりして。『調子乗るなや』って怒られました」そんな風に怒られた時は、素直に謝るそうです。そんな素直な野村さんに、先輩・篠原信一さんからメッセージが届いていたのでご紹介します。
篠原さんのメッセージ
・野村忠宏プロフィール
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