「ちょっと稼ぐようになったらさ、『キャディー、クビ』とか、雇ってるような事言うからさ。『お前が(さくら選手が)従業員だ』って。(キャディは)辞めたくないけど、いつかは辞めなきゃいけないと思ってる」
でも、本音は「辞めたくない」と言う良郎さんですが、さくら選手に「コレだけは止めて欲しい」ということがあるそうです。
「化粧すんのもさ、今までは5分ですんだのが、10分、20分かかったりさ。こっちは待っててイライラする。オバさんになるにつれ、少しずつ長くなるんだろうけどね。一緒に行動してると頭に来る!」
さくら選手にイライラしているという良郎さんですが、ゴルフ場ではかなり人気者になっているそうで「お父さんからサイン求められてるよね」と東尾理子選手が証言すれば、「この間エリエールの時も、一緒に初日ラウンド回ったんですけど、お父さんがティーグランド上がったら、お父さんに拍手するんですよ」と宮里選手。かなり人気者なのだそうです。実はさくら選手、そんなお父さんと賞金についてのある取り決めがあるそうです。「(銀行のキャッシュ)カードは全部、父に預けて自分は月給5万で、あとはスコアなんですよ。パープレーがゼロで、ワンアンダーにつきプラス10万円、ワンオーバーにつきマイナス10万円なんですよ。大きいですよ。練習ラウンドも気が抜けないんですよ」こんなシビアな状況がわずか3戦でシード権獲得の原動力になったのかもしれません。

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