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TALK DIGEST
野口:ﾋﾏﾗﾔなんかにいるじゃないですか､そうすると日本が恋しいんですよ｡1〜2ヶ月いるじゃないですか､お風呂も入れないし｡そういうところにずっといるんで､よく行くﾗｰﾒﾝ屋さんとかお寿司屋さんとかが目をつぶると浮かんでくるんですよ!
浜田:なるほど｡
野口:気持ちは帰りたいんで｡今､衛星電話があるんで､(登頂中でも)電話はつながるんですよ｡上に行けば行くほど宇宙が近いんで､電波がいいんですよ!
浜田:(笑)宇宙が近いって…｡まあ､そうかもね｡
野口:よく行くお寿司屋さんがあって､そこに電話をするんです!
浜田:(笑)山の上から?寿司屋さんに電話すんの?
野口:一番高くて8300mから電話したんです｡相手にわからないように､名前を言わずに｢今から出前お願いできますか｡場所は…｣っていったら｢野口さんでしょ!｣って言ってくるんで､｢なんでわかったの?｣って言ったら酸素が薄いんで｢ﾊｧﾊｧ｣言ってるんで､すぐﾊﾞﾚて｡
浜田:(笑)ｲﾀｽﾞﾗ電話やないか!
野口:でもその時に(お寿司屋さんの)親方が音を聞かせてくれるんです｡(お客の)｢ﾄﾛ下さい!｣みたいな声をしばらく聞かせてくれるんです｡それを目をつぶって聞きながら､ずｰっと食べるｶｯｺｳだけしているんです!
浜田:なるほど｡
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