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TALK DIGEST
浜田:これ(盛田さんの紹介VTR)家で1人で見てたら泣いてるわ｡
内田:ﾎﾛっと来ますよね｡
浜田:これはすごいわ｡
最初の異変っていうのは､いつ頃なんですか?
盛田:98年に近鉄にﾄﾚｰﾄﾞされて､(その年の)6月くらいですね｡
浜田:今､VTRでは右足がどうやとか言うてましたけど?
盛田:寝る直前に､足首が勝手に動き出すんです｡
その後､自分の意思では全く動かないっていう状況で｡
ｽﾘｯﾊﾟが勝手に落ちていったり､ｽﾊﾟｲｸが自分ではけなかったり､ﾋｻﾞがｶﾞｸｶﾞｸ緩んできたり｡最後は右半身全身が痙攣になって､ｶﾞﾏﾝして最後の方も…7月以降もﾏｳﾝﾄﾞに行くんですけど､投げている最中に痙攣が始まるんです｡
浜田:えぇ…｡
盛田:ｽﾄﾗｲｸも入らないし､ﾎﾞｰｸをとられるんじゃないかなっていう｡
で､｢ﾏｳﾝﾄﾞからどうやって帰ろうかな｣って｡動かないんで｡
病院に行って脳腫瘍っていうのが最後にわかって｡
最後はもう歩けなかったですね｡
浜田:病名言われた時に｢引退｣っていうのは頭にあったんですか?
盛田:いや､引退っていうのはなかったですね｡
脳腫瘍っていう病気が､どういう病気かわからなかったんで｡
お医者さんにいって､ｶﾞﾑをくちゃくちゃ噛みながら｢2週間で治してくれ!｣って｡
浜田:って言うたの?
盛田:｢できもの｣っていう感覚で｡
とっちゃえば次の日も歩けるって(思って)
浜田:あ､それくらいの感覚やったんや｡
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