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TALK DIGEST

「キングを叱ってビックリ!」
三浦泰年

キングカズこと、三浦知良選手のお兄さんにして、元サッカー日本代表の三浦泰年さん。92年、Jリーグ発足当時は、地元、清水エスパルスの初代キャプテンとしてチームを牽引しました。
そして、兄弟揃って日本代表のメンバーに選ばれると世界の晴れ舞台で、共に日の丸を背負って活躍。
2人で日本の勝利に貢献しました。
そんな三浦泰年さんにとって忘れられない青春時代の思い出を聞いてみると…。

浜田:この間、(カズ選手が)来てくれましたよ。
そらースゴかったぁ。
三浦:(笑)
内田:「カズ選手を叱ってビックリ!」とは?
三浦:15歳、中学3年の時に、弟(カズ選手)が1コ下で中2だったんですけど、試合をやっていて。当時の監督が非常に厳しい監督で、ダラダラやっている試合に対してすごく厳しかったんで…。
浜田:なるほど。
三浦:その試合はホントにカズがダラダラやっていて。
前半で2点とられてて、0-2で負けてて。
ボクはキャプテンで責任感があったんで、前半終わって、0-2で折り返す時(ハーフタイム中)にカズに「お前ダラダラやってんじゃねぇよ!(`ε´) 」って殴ったんですよ!
浜田:ほう。
三浦:帰ったら厳しいオジサン(監督)だから、ボクに「その通りだよ」って言うかなって思ったらハーフタイムに監督のところにいったら「お前は弟に何をやるんだっ!」って
オレが殴られて。
浜田:(笑)ハハハ。
三浦:「そうか…やっぱ、弟は殴っちゃいけないんだ」って思って。
後半、0-2で負けてたのが、カズが3点とって、3-2で逆転して。
浜田:(笑)ハハハ!
三浦:「やっぱカズはすげぇな」って。
内田:当時、カズ選手と泰年さんでは、どちらが上手かったんですか?
三浦:いや、ボクの方が全然上手かったんですよ!
浜田:そら、そうや。
三浦:今の映像見てもらったらわかるように、ボクは、「アンダー(U-)」っていって、各カテゴリー(世代)の日本代表に選ばれていたんですけど、カズは上手かったんですけど、中々、評価されなくてボクの方がどちらかというと…「キングヤス」みたいな。
浜田:何を言うとんねんな!

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