ジャンクSPORTS
TALK DIGEST

「不器用だからマラソン!」
有森裕子

先日の東京マラソンで多くのファンに見守られながら、その輝かしい現役生活に別れを告げた有森裕子さん。
バルセロナ五輪で銀メダル、アトランタ五輪で銅メダルと2大会連続でメダルを獲得。
努力の末に勝ち取った栄光に多くの日本人が心を打たれました。
そんな有森さんが陸上の道へ進むことを決断したきっかけは、実は意外なものでした。

浜田:「不器用だからマラソン」っていうのはどういうことなんですか?
有森:とにかく何をやっても不器用だったんです。小さい時から。
例えて言えば、人が10分で解ける問題が30分以上かかるとか。
浜田:……そうだったんだ。
有森:(笑)そうなんです。
人と同じことをやっているとダメなので、私は「人がやらないようなことを選択しよう」ってずっとやってきたんですね。
その中の一つで、中学校の時に800m走っていうのが運動会であって。
誰も出たがらなかったんですよ、キツイから。
浜田:なるほど。
有森:で、私は「みんながやらないならやる」って挑戦して。
(その時に)初めて勝ったのが、私が走ることを始めるようになったきっかけですね。

そんな不器用だったという幼い頃の有森さん。
不器用な自分と周りの友達との違いを考えた末に…
こんな間違った決断をしてしまったそうです。

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