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TALK DIGEST
多村:入団会見の前に監督から電話がありまして｡最初は知らなかったんですよ､知らない番号から(かかって)きてて｡
浜田:あ､無視してたんや
多村:はい｡｢誰だ､この番号?｣って思ってて｡出ない方がいいと思って｡で､後で留守電聞いたら｢ｴ〜王だけど｣って｡
浜田:王さんやったんや｡
多村:はい｡で｢これはﾏｽﾞｲ｣と思ってすぐ電話したら(王)｢これから一緒にがんばっていこう｡この縁を大事にしていこう｣と言ってくれて｡それで(移籍への迷いの)気持ちが切り替わりましたね｡
浜田:そうなんや｡多村は､今､ﾎﾞｸがやってる野球ｹﾞｰﾑでも､ものすごく活躍するんですよ｡ま､ﾌﾟﾁ情報ですけど｡
王さんからの直々の電話で気持ちが切り替わったという多村選手｡
その王さんと共に戦ったWBCの代表召集､一体どのような形で通知されるのか聞いてみると…｡
内田:WBCの代表の招集っていうのは､どういう形で連絡くるんですか?
多村:手紙でくるんですよ｡ﾎﾞｸ､全然そういうの知らなかったんですけど､(その日の午前中に)中日の谷繁さんと会ったんですけど､(谷繁)｢ｵﾚ､召集状きたぞ｣(多村)｢がんばってください｣っていったんです｡で､家に帰ってお風呂に入ってたんですよ｡そしたら嫁さんが入ってきて｢来てるよ｣って｡何かなと思ったんですけど､その通知書で｡
浜田:へぇ〜｡
多村:最後には､王さんの直筆のｻｲﾝがあって｡喜びましたね｡今ではそれを額縁に入れて飾ってあります｡
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