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TALK DIGEST
「未経験者はつらいよ」
九重親方
「ウルフ」の愛称で親しまれた大横綱、千代の富士こと九重親方。
31回の幕内優勝、そして前人未到の1045勝を達成。
名実ともに大横綱として君臨してきました。
現在は、親方として千代大海関などの指導にあたっています。
そんな親方ならではの苦労を聞いてみると…。
浜田:親方、未経験者は辛いというのは?
九重親方:(入門してくる子が)全く相撲を経験してなくてね、それを指導して行くのが大変だということですね。
浜田:たとえば学生でやってたとか?
九重親方:そういう人も中にはいるんです。でも統計的に取ると、横綱の地位に上がった人を調べると全くのズブの素人が多いんです。
浜田:そんなに相撲好きでもないのに入ってきたりする?
九重親方:そう、ですから(相撲をさせるために)うまいこと言いながらね。「キミはいい体している。末は大関、横綱だ」って。そうしてダマしてきたりね。
浜田:ダマす?でも、そういう人は鍛えて行けば、モノになってくるわけですか?
九重親方:(余計な知識がない分)真っ白で入るからね。素直に伸びるというのかな?その辺がポイントなんですね。
浜田:ちなみに親方が入門した時は、相撲が好きで(入門した)?
九重親方:いや、大キライでしたよ。人前で裸になって恥ずかしいなって。
浜田:じゃあなんで入門されたんですか?
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