ｼﾞｬﾝｸSPORTS
-ﾌｧﾝﾀｽﾃｨｯｸｽﾄｰﾘｰ-
｢僕は他のこといいかげんでね､すぐ飽きちゃうんだけど､野球はなかなか飽きないんでね｡なにくそって､毎日毎日ぶつかっては､跳ね返されてを､ずｰとやってきたから｣

｢味わえるものならこの気分をもっと､もっと長く死ぬまで 味わっていたいなという思いもありますしね｣

半年振りに復帰したｷｬﾝﾌﾟで､一度も休むことなく完走｡
234日振りに指揮を執ったﾁｰﾑはﾍﾟﾅﾝﾄへ向け順調な仕上がりを見せている｡

｢とにかく皆さんが望んでいる日本一｡これを､自分自身も味わいたい｡貪欲になって3年分とり返す気持ちで頑張ります｣

開幕まであと6日､復帰を果し迎えるﾍﾟﾅﾝﾄﾚｰｽを前にその胸の鼓動は高鳴るばかり…

｢幸せですよ､今ﾕﾆﾌｫｰﾑ脱いだら不幸せだと思うかもしれないけど､やはりこの年になって､こんなに熱く､胸がﾄｷﾒｸっていうのはね｡他のことにあまり､胸がﾄｷﾒｶなくなったから､せめて野球でね｣

｢同じ年代の人で､これだけﾄｷﾒｲていられる人が果たしてどれだけいるかなと思うと､本当に幸せ｡幸せである以上､それを恩返しする意味でね､今年は頑張りたいと思う｣

野球と共に人生を歩んできた王監督｡
これからもその瞳は輝き続ける｡
そこに野球がある限り…

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