ジャンクSPORTS
-ファンタスティックストーリー-

「とても悲しかった。長い時間練習をしてきたから。チームのみんなに申し訳なかった」

一方、シュルトはセフォー戦での圧勝で勢いに乗るとKOの山を築き、グランプリ制覇。
光り輝くベルトを手に入れる。

さらに翌年のグランプリ決勝大会でもK-1の顔とも言うべき、バンナ、ホースト、アーツを退け、2連覇。
シュルトは参戦3年目で力図を塗り替え、K-1の絶対王者と呼ばれるようになった。

「作戦なんて必要ない私が勝つから」

2人の明暗をわけたあの1戦。勝者はその後、2本のベルトを手にし、敗者は屈辱の中、ベルトへの道も閉ざされた。

そして再び、新たなベルトをかけ、2人の男が拳を交える。

「3月4日、リングでゴングがなったら、俺はセーム・シュルトをKOしにいく。 絶対KOする」

「セフォーの方が小さいから、ファンは彼の勝利を期待するだろう。でも、私がリングに立つということは勝利を意味する」

失ったものを取り戻すのか?
更なる栄光への階段を上がるのか?
再び運命の日が訪れる。

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