ジャンクSPORTS
ジャンクNY通信

NYマラソン

昨日、遂にNYマラソン当日を迎えました!

出場42,000人、まぎれもなく大都市NYを代表するビッグイベントです。
今年の春からランニングを開始しほどなくNYマラソン挑戦を掲げた僕が、この日の様子を克明にレポートします。

NYマラソンはNY Cityの五つの区、スタテンアイランド、ブルックリン、クイーンズ、ブロンクス、マンハッタン全てを通過するというのが"売り"です。
スタート地点はスタテンアイランド。
普段はマンハッタンのバッテリーパークと無料のフェリーで連絡していますが、NY五つの区の中では主だった観光スポットも無く最も地味なエリアです。
主催者側はランナーに対してオフィシャルの移動手段としてマンハッタンからバスを用意していますが、これが早朝5時台の出発を指定されます。4万人以上のランナーが出発間際にスタート地点を目指したらそれこそ収拾がつかないので致し方ない面もありますが、出来るだけ待ち時間を少なくしたい僕はこれを避けてフェリーで出かけました。
8時前のフェリー船内は世界各国からのランナーで早くも異常なテンション。
マラソン人気が如何にワールドワイドなものか再認識します。

僕のスタート時間は10時20分の為、スタート地点ではそれでも2時間ほど過ごさねばならないのですが、大切なのは寒さ対策。古着をその場で脱ぎ捨ててもボランティアが事後に回収し綺麗にクリーニングして施設に寄付をする、というシステムが確立されているのがNYらしいところです。
僕は前夜にあらゆる気温を想定して、脱ぎ捨てるウェア類の試着をしてイメトレしました。

スタートは「Wave Start」という方式を採用し、ゼッケン順に20分間隔で3回、しかも3つのカラーに分かれてそれぞれ3箇所からスタートします。
東京マラソンが運営の都合上30,000〜35,000人が限界なのに比べてNYマラソンが42,000人のキャパを誇るのはここがポイントです。
ゼッケンの色が違うと最初は微妙にコース設定も異なり、8マイル(1マイル=約1.6Km)地点でようやく一本に合流するのがミソです。

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