ジャンクSPORTS
ジャンクNY通信
自動車文化
NYでテレビを見ていると、相変わらず自動車のCMが圧倒的に多いように感じます。
金融恐慌の影響をもろに被った米自動車産業。ご存知の通りチャプター11(日本で言う産業再生法)を申請し目下再建中にあるにも拘らず、GMやクライスラーのテレビCMもいまだにガンガン目に付きます。
面白いのがその映像表現。
日本では自動車業界の自主規制だかテレビ局側のCM考査規定だか忘れましたが、タイヤが白煙を上げるほどのドリフト走行や乱暴運転の映像表現は禁止されています。
しかし、こちらではそんな規制はおそらくないのでしょう。健全な男子が見たら暴走運転の誘惑に駆られるであろう激走シーンが頻繁に出てきます。
例えばアウディ。
高級ホテルの玄関に止めてあるキーがついたままのA6に黒いスーツの男が素早く乗り込み急発進させます(明らかに盗んでる!)。すぐに、黒い革スーツでバイクにまたがった追っ手が2台現われ、ハリウッドムービーばりのカーチェイスが(なんでやねん!)。A6は追っ手のバイクを次々と振り切り(もちろん派手に転倒させます!)。A6のお陰で逃げおおせた運転席男性の満足そうに微笑む顔のアップ…(早く窃盗で捕まえろよ!)
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