ジャンクSPORTS
ジャンクNY通信
次にメルセデス。
設定は郊外の自動車博物館。静かにクラシックが流れる落ち着いた雰囲気の中、歴代のEクラスが展示されています。一方で新型のEクラスクーペが山道を有り得ないスピードで暴走中。館内でクラシックカーを見物する上品な客のシーンとEクラスクーペ暴走シーンのカットバック。ついには、博物館に到着したEクラスクーペは、あろうことかそのままフルスピードで博物館のショーウィンドウに突っ込み、粉々に砕け散ったガラスと共にスピンターンを決めて自分の展示位置に収まる、というもの。びっくりした観覧者がもんどりうつシーンもばっちり表現されてます。(おい、危ねえだろ!)
ちなみに、我が日本が誇るレクサスもアメリカのCMではドリフト走行で派手に暴れまわってます!
日米で様々な規制の差はあまたありますが、これもまあ文化の違いと言ってしまえばそれまでですが…
モータースポーツの世界でもアメリカだけは世界標準とはかけ離れた"単独主義"路線をひた走ります。
簡単に言うと世界で人気のある自動車レースではアメリカでは全く不人気です。
よって、世界最高峰と言われるF1やWRCはアメリカ人は全く興味を示さず、寂しい事にシリーズ全戦を通じて放送すらされていません。
しかし、モータースポーツに人気が無い訳ではないのです。「Speed Channel」というモータースポーツ専門チャンネルもあるくらいですから。
こちらで一番人気はなんといってもNASCAR。10万人単位で観客を集めます。また、メジャーネットワークでは日本以上に各種レース中継を見ることが出来ます。
アメリカで人気のあるレース全てに共通するのが"視界の範囲内"という事。
NASCAR、スタジアムモトクロス、ドラッグレース、すべて目の前で完結する競技ばかりです。
アメリカ人らしいなあ…
10月22日
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