ジャンクSPORTS
ジャンクOB通信

私が、ランキングをじっくり眺めて気が付いた点を以下に示します。

まず、タイガーの年間100億円以上の稼ぎは郡を抜いた存在です。
それぞれ、ジャンルを代表するスーパーアスリートで、"神の領域"に到達した世界のセレブ達を従えても、ダブルスコア以上の大差ですから…。
まさにタイガーが有史以来の"最強・最高アスリート"といっても過言ではないでしょう!

次に、ボクシングのオスカー・デラホーヤ。
私は、ラスベガスで彼のタイトルマッチを観戦したことがありますが、それはきらびやかな世界でした。但し、生身の人間が1対1で戦うボクシングにはジャンルを支えるメーカー等の大資本の影が全く見えてきません。
にも拘らず、このヒスパニック系の若者が年間で40億円以上も稼ぎ出すシステムはアメリカのペイパービュービジネスが如何に巨大な存在かを如実に示しています。マイク・タイソンを率いるドン・キングがペイパービューの売り上げ連動型のファイトマネー契約という概念を導入して以来、ボクシングは天文学的な収入を一部のボクサーにもたらす巨大ビジネスに生まれ変わったのです。
私は、個人的には日本のスポーツビジネスも、ネット視聴も含めたこの形態に緩やかに推移していくものと確信しています。

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