ジャンクSPORTS
ジャンクOB通信
Number症候群
「Sports Graphic Number」の700号記念を読みました。
さすがNumber、充実の内容で、久しぶりに600円が安く感じる程の仕上がりでした。
このNumber、1980年の4月創刊という事ですから、私が大学に進級したのと全く同時に産声をあげたことになります。当時は、大学生にとって誰がどんな雑誌に目を通しているかは仲間内の評価を測るうえでとても大切な時代でした。
私もマガジンハウスのPopeyeや英字版のBillboardと共にこのNumberをよく小脇に抱えてキャンパスに出向いたものです。
それから、30年近くが経過しました。
Number創刊号に掲載された故・山際淳司氏による「江夏の21球」はスポーツ・ノンフィクションの傑作としてゆるぎない評価を確立し、その後スポーツを題材に取り上げるノンフィクションライターが飛躍的に増えるきっかけになりました。
名門・文藝春秋社の新入社員の配属希望では大黒柱の文藝春秋本誌を抜いてNumber編集部希望が最も多いと聞きました。
そしてアスリート側は"Numberに取り上げられてこそ一流の証"と信じています。
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