ジャンクSPORTS
ジャンクOB通信

そこで、今週のファンタスティックストーリーに登場した「K-1」のバダ・ハリ選手です。
彼は「K-1」のなかでは間違いなく"ヒップホップ系"アスリート。
実は彼は相当セルフプロデュースに長けた人間で、そうしたキャラクター像をかなり意識的に演出しています。
素顔の彼は我々には実に誠実で、礼節をわきまえた好青年です。
実は記者会見などで吠える時には、アーツ選手やホースト選手の様な大御所には根回しなどもしていたようです。
「今回、軽く暴れますけど、あくまでパフォーマンスですから…」
的な事みたいです。
要領がいいというか、不良少年の中でも出世するタイプです。
しかしこれもファイターとしての実力が一流だからこそ、説得力があるというもの。
その点、バダ・ハリ選手の実力は誰もが認めるところです。
鞭の様にしなる蹴り、伸びのあるパンチはどちらも一発KOに魅力があります。攻守のバランスの良さも天性のセンスを感じます。
いよいよ今週に迫ったグランプリの優勝候補の一人です。

私にも良くわからんのですが初戦で当たるレミ・ボンヤスキー選手に対する敵愾心というか嫌悪感は、演出なしの本心みたいです。
なんだか、今回の「K-1」もわくわくするなぁ…

12月3日

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