ジャンクSPORTS
ジャンクOB通信
ワールドシリーズ終了!
今年のワールドシリーズは史上最も日本において盛り上がったシリーズになりました。レッドソックスの4連勝というあっけない結末でしたが、日本人対決が世界最高峰の舞台で実現するのは、本当にわくわくする体験でした。従ってメディアの対応も日本シリーズを上回り、普段は野球の事をあまり報じない情報・ワイドショー系の番組もボストンやコロラドまでレポーターを派遣する熱の入れようでした。
普段はスポーツニュースで結果報道に満足しているスポーツファンも今回ばかりは中継番組をじっくり見入ってしまういい機会です。
実は私もそのうちの一人でした。
今回、じっくり中継を楽しんでみて改めて気が付いた事…。
まずは試合時間の長さです。
以前は日本の野球に比べてメジャーは投手がテンポ良く投げる為、平均試合時間もかなり短いという印象がありました。しかしポストシーズン以降の大勝負に関して言えばメジャーも随分長くなった様な気がしました。
毎日の様に行われる野球の試合を一日3時間以上見続ける事は我々仕事を持つ者には物理的に不可能です。日本において野球中継の視聴者が極端に老人に偏ってしまったのはこの"試合時間の長さ"と無関係ではありません。
勿論、日本の野球関係者もこの点には危惧を抱いているようで「何らかの対策を講じなければ…」という意識があるようなのですが、分業化の進んだ近代野球では抜本的な解決策は今のところ見つからないようです。
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