ｼﾞｬﾝｸSPORTS
制作部長室
昨年の本屋大賞『東京ﾀﾜｰ 〜ｵｶﾝと僕と､時々､ｵﾄﾝ〜』
ﾘﾘｰ･ﾌﾗﾝｷｰ･著 は大変素晴らしい作品で､実は私もこの作品が大賞を受賞する前から周囲に薦めまくっていました｡
この本屋大賞､何でも全国の書店員の方々の投票によって選ばれるそうで､今年が4回目になるそうです｡
従って､文壇のﾋｴﾗﾙｷｰや出版社の販売戦略上の政策等に左右される事の少ない､"最も読者に近い文学賞"との評価を受けている様です｡
で､今年の本屋大賞は『一瞬の風になれ』佐藤多佳子･著 が受賞しました｡
4月の受賞以降､いつか読まねば…と思いつつ自分の中ではﾀｲﾄﾙが今ひとつしっくり来なかった事と全3巻の大作だったこともあり､つい他の本を優先してしまい､未読のままでおりました｡
そしたら､10日程前に親しい友人にまず薦められ､さらにその翌朝､たまたまｺﾞﾙﾌに出掛ける為に早起きをして｢週間ﾌｼﾞﾃﾚﾋﾞ批評｣を見ていたら､作者の佐藤多佳子さんがｹﾞｽﾄで出演されているではありませんか!
さらにさらに､その佐藤さんが一番好きな番組に唯一つ｢ｼﾞｬﾝｸSPORTS｣を挙げられ､番組内で褒めちぎってくれていたのです｡
これはもう､その日のうちに本屋に行くしかないでしょう!
ﾄﾞｰﾝと全3巻が平積みになって､お目当ての本が待っていてくれました｡
いやｰ､"本屋大賞に外れなし"ですね｡
大変素晴らしい作品でした｡
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