ジャンクSPORTS
制作部長室

この週末、ハワイ・ホノルルのブレイズデイル・アリーナにて行われた「K-1 GP IN HAWAII」に行ってきました!
2年前に行われたK-1のハワイ初進出ではこの会場が押さえられなかった事もあり、なんと収容人数3万人程のアロハ・スタジアムでイベントを行いました。しかし、この時はさすがにキャパが大き過ぎて、イベントサイドも我々テレビ制作サイドも広すぎる会場を持て余し気味でした。
おまけに時折訪れるシャワーに随分気を揉んだ事を思い出します。
今回の会場は、ホノルルで唯一といってもいい歴史のあるイベント会場で、日本で言うなら武道館のイメージに近いところです。
アメリカ本土の著名なアーティストがハワイ公演を行う際も、必ずここを使います。

さて、その風格ある会場で行われたK-1のハワイ大会ですが新設の100Kg以下のヘビー級チャンピオンにバダ・ハリ選手が輝き、無差別級のGP開幕戦(9月・ソウル)への出場権を賭けたハワイ・トーナメントはマイティ・モー選手が優勝するという順当な結果に終わりました。今回もほとんどの試合がKO決着という展開に、地元ファンもめちゃめちゃ盛り上がっておりました。

それにしてもマイティ・モー選手は絶好調ですね。
今回は必殺の右フックに加えて、左フック、ローキックと技が多彩になっていただけでなく天性の"打たれ強さ"も見せてくれました。
トーナメント決勝でピチュクノフ選手の快心の後ろ回し蹴りを綺麗に貰いダウンを喫しながら、すぐにスックと立ち上がれるのは驚異的と言えましょう。
最終ラウンドで解説の魔裟斗さんが
「ガードが下がってる!」
としきりに注意を喚起していましたが、あれだけ打たれ強いと彼にとってK-1の技術体系のセオリーは通用しない気すらしてきます。
だって、おそらくパンチで倒れる事はないですもの…。
マーク・ハント選手との究極の"打たれ強さ自慢対決"を是非見たいものです。

で、成田から神宮の「ジャンクSPORTS」ナイターに直行しました。

[次へ]

もどる
0.ジャンクSPORTSTOP

(C)フジテレビジョン