ジャンクSPORTS
制作部長室
そこでポイントになってくるのが"ハンディキャップの設定"です。
今回のビーチ対決で言えば、様々な"助っ人"の投入や"あらかじめ設定されたポイント差"等がそれにあたります。
これが本当に難しいんだなぁ…
基本的には"一流アスリートの凄さを見せる"事が前提になりますが、ジャンクチームにもちょっとはいいところがないと面白くない。
かといってハンディキャップの設定を誤ってジャンクチームが圧勝したりなんかすると、企画そのものの意義を問われます。
従って収録前には綿密にシミュレーションをしたり、学生バイトを使ってリハーサルをしたりして、なんとか絶妙なる展開を期待してハンディを考案するのです。しかし、カメラが回ってしまったらそこからはもうスポーツ中継と一緒で展開任せの部分も大きいのです。
だからこそ、僕らはきっと一般の視聴者より興奮して試合展開を見守ることになるのです。だって、自分たちの"さじ加減"ひとつでとんでもない企画になってしまう可能性があるのですから…
白状しちゃいますと、今回は本当に気を揉みました。
葛和監督・大林さんという経験者を軸にしたチーム作りは試合を締める意味で大成功でしたが、5ポイントのハンディが奇跡的な展開を呼び、結果的にうまく収まってくれたのです。
良かったぁ!
今の段階で浅尾・西堀ペアに土をつけるなどという愚挙を引き起こしては、プロモーター的な発想からは"失格"ですもの。
4月16日
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