ジャンクSPORTS
制作部長室
この週末、パ・リーグに引き続きセ・リーグも開幕戦を終えました。
今日からはMLB(メジャーリーグ・ベースボール)も開幕し、いよいよプロ野球の季節がやってきました。
長い間"キング・オブ・スポーツソフト"の座に君臨し続けた野球ですが、ご存知の通り巨人への一極集中は完全に崩壊し新しい時代を迎えつつあります。
2月のキャンプには例年、各メディアが巨人軍目当てに大勢の記者や解説者、アナウンサーを宮崎に送り込み、夜のスポーツニュースで競い合う様に巨人選手のキャンプリポートを送り続けたものです。
しかし、今年は宮崎からの映像を目にする機会がめっきり減りました。実際に取材に訪れたアナウンサーや解説者から伺うと同じ宮崎でキャンプを張るソフトバンクの方が3倍程、取材陣が多かったそうです。
また、"百億円男・松坂大輔"のMLB移籍でキャンプ情報といえばフロリダからの映像を実に良く目にする事になりましたし、視聴者の興味もそこにあったと思います。
何十年に渡って栄華を極めた"栄光の読売巨人軍"です。毎日、毎日3万人以上(球団発表は当時の慣例で大幅に水増しされた5万人でしたが…)を集める集客力は、事実上世界一の興行団体とも言われておりました。
思い起こせば「巨人の星」「侍ジャイアンツ」等のアニメは作品としての完成度も高く、私と同世代以上の方ならどっぷり浸かった経験がある筈です。これらの作品は巨人軍のプロモーションツールとして、大いに機能したものと思われます。
私自身も子供の頃は王貞治、長嶋茂雄のサインを真似して書く事が出来ましたし、少年野球チームで背番号を決める時も誰もが巨人軍の選手に背番号を置き換えて、ひいきの選手の背番号を取り合ったものです。
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