ジャンクSPORTS
制作部長室
ただ今、WOWOWでアカデミー賞授賞式放送中です。
今年は「ジャンクSPORTS」でもお馴染みの小林麻央さんが、木村拓哉さん、ジョン・カビラさんとともに司会を務めています。
昨年まで司会を務めた藤原紀香さんは事前にノミネート作品に全て目を通すほどこの仕事に入れ込んでいましたが、麻央ちゃんも今回は大役を控えて随分と洋画を勉強して臨んでいましたよ!
ところで、今年のアカデミー賞は日本では例年になく助演女優賞に注目が集まっています。理由はもちろん「バベル」の菊地凛子さんが日本人として堂々のノミネートを果たしている事と、「ドリームガールズ」のジェニファー・ハドソンが主役のビヨンセを押しのけて圧倒的な前評判で君臨しているからです。
実はこのジェニファー・ハドソンは3年前にアメリカのオーディション番組の最終選考で"落選"したという過去を持っているそうです。
この"リアリティーショー"とも言われるオーディション番組は今、全米で大人気の番組スタイルで、スポーツ界にも非常に強い影響力を持っています。
最近では総合格闘技のUFCがこの"リアリティーショー"の力を借りて全米で大ブレイクを果たした事が有名です。
UFCは93年に産声を上げた"何でもあり"の総合格闘技の草分け的な競技です。初期の頃は技術体系も稚拙でストリートファイトの延長上にある"限りなくバイオレンスに近いイメージ"を売り物にしていました。そしてまもなくホイス・グレイシーによる柔術の技術体系の導入で初めてスポーツライクな側面が注目されました。
しかし、90年代の後半からは"世界の格闘技のメジャーリーグ"のポジションは紛れも無くこの日本に舞台が移され、世界中のトップファイターは日本の「K-1」と「PRIDE」以外では試合をしない日が長らく続いていました。
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