ジャンクSPORTS
制作部長室
これだけのクオリティーのCMなら、視聴者も毎年それを楽しみに待っている訳です。
今年の視聴率は42.6%(占拠率64%!)で歴代2位だったそうですが、スーパーボールがアメリカで"最強スポーツソフト"のポジションをキープし続ける理由が判った気がしました。
ライツホルダーであるNFLや各チーム、メディア、スポンサー、そしてもちろん視聴者が一体となってこのお祭りを楽しんで盛り上がろうという心意気が感じられるのです。
僕がとても羨ましく思えるスポーツ文化がそこにあったのです。
そういえば、今年のハーフタイムショーは御大プリンスが登場し、まさに雨の中で「パープルレイン」を熱唱!
めちゃめちゃ盛り上がってました。
国民的なスポーツイベントにミュージシャンのライブパフォーマンスを合体させるのは日本ではなかなか難しい演出です。
ジャンルのファン層とアーティストのファン層が完全にシンクロする事はあり得ないからです。
「俺は歌なんか聴きたくねえんだよ!」的なコアファンからのクレームも絶対あります。
例えてみると"勝てば決まり"というシチュエーションのサッカー・ワールドカップ予選のハーフタイムに北島三郎が「祭り」を熱唱!
ではなく、
SMAPが「世界にひとつだけの花」を熱唱するイメージでしょうか?
うーん、賛否両論を巻き起こす事だけは間違いないでしょうね。
2月12日
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