ジャンクSPORTS
制作部長室
競馬ファンお待ち兼ねの今年最後の大勝負、私も昨日中山競馬場に向かいました。
何と言っても今年の目玉はディープインパクト・ラストラン。
競馬ファンならずともその名前だけは天下に鳴り響いております。
今年のスポーツ界は、サッカーのジネディーヌ・ジダン選手、野球の新庄剛志選手、K-1のアーネスト・ホースト選手のように、一時代を築いた名選手が引退を宣言してから興行を盛り上げるケースが目立ちました。
今回の有馬記念も全く同じ構図で、中山競馬場に集まった12万人のファンはそのほとんどがディープインパクト目当てと思われます。
ご存知の通り、競馬素人の私が馬券デビューしたのはフサイチジャンクが登場した今年からのことです。
皐月賞、ダービー、菊花賞を制すると三冠馬と呼ばれる事、それらは生涯一回しかチャンスのないクラシックレースと呼ばれる事、そして昨年の三冠馬がディープインパクトだった事、などを知ったのも全て今年の事でした。
我等がフサイチジャンクが無敗のままクラシックレースに挑戦する権利を得るまでは、「ひょっとして競馬って分かりやすいかも?」
などと勘違いしていた私ですが、その後の大惨敗を目の当たりにするとG1を制する事が如何に困難な事かを痛感させられたものです。
そして、昨年それらを圧倒的な強さで乗り切ったディープインパクトが不世出の名馬である事を実感として味わう事になるのです。
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