ジャンクSPORTS
制作部長室

10月にパリ・ロンシャン競馬場で開催された凱旋門賞。
ここで勝つ事は世界の競走馬でも最高のステイタスとされるそうです。
この時、中継したNHKは深夜にも関わらず瞬間で16%の視聴率を記録しました。
何しろ日本国内では馬券を販売していない為、ほとんどの競馬ファンは純粋にディープインパクトが海外の強豪をぶっちぎる瞬間を期待してテレビ観戦していたものと思われます。
これはもう、野茂選手のメジャーリーグ挑戦、中田英寿選手のセリエA挑戦を日本人が声を枯らして応援していたのと同じで、国内のファンは競馬をギャンブルではなく純然たるスポーツとして捕らえていたことになります。
たった一人(一頭)のスーパースターがジャンルを活性化させたいい例が、ここにもありました。

昨日は、我が社でも普段は全く競馬に無関心な『めざましテレビ』『とくダネ!』などの情報系の番組や報道番組も熱心に追っかけて、ディレクターを現場に派遣してきました。
私も実に大勢のアナウンサーやディレクターに遭遇しました。
もちろん、フジテレビ以外のテレビ局も全局、新聞も全紙、雑誌もかなりの数がディープインパクトの動向に注目を注いだ週末となりました。

ディープインパクトが現役のうちに、駆け込みでその雄姿を観戦する事が出来たのはとても幸せな事だと思っています。

ところで、レースを待ちきれないファンが開門と同時にいい席を目指してダッシュする光景が朝から報道されていました。
こういうの見るの、私、大好きです。ツボです。
昨日はサンタさん姿の青年が激走しているところがチラッと写りましたけど、彼にとっても沢山のカメラを意識した最高のパフォーマンスを披露出来たのでは?
ちゃんと見てたぞー!

12月25日

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