ジャンクSPORTS
制作部長室

例年、8月のGPは世界最終予選と位置付けられており、今回のGPでは優勝したステファン・レコ選手がGP開幕戦への出場権を手にしました。

ラスベガスへは10年ほど前から年に2回程訪れますが、この街の成長ぶりには目を見張るものがあります。
ホテルや高級コンドミニアムの建設ラッシュは未だに衰えを見せていませんし、ゴルフ場や戸建住宅は益々郊外の砂漠地帯を侵食しています。
そして、何よりもどこへ行っても人、人、人…。
レストラン、タクシー乗り場、プールサイド、ショッピングセンター、そしてもちろんカジノ。あきれるほどの人たちが列をなしています。
要領を得ない旅行者にとっては非常に過ごしにくい街の筈なのですが、この街の持つパワーとエネルギーがそうしたデメリットを飲み込んでしまうようです。
但し、機内やホテル内で聞こえてくる会話から想像すると、旅行者の大半は全米から集まる"田舎者"で、テレビでしかお目にかかれないような(歩く事もままならないような)おデブちゃんが驚くほど多いのが特徴です。

で、今回はスポーツベッティングのお話。

スポーツの結果を賭けの対象にする事は欧州ではイタリアのトトカルチョ、日本では競馬、競輪等の公営ギャンブルがお馴染みですが、ラスベガスのカジノホテルが運営するスポーツべッティングは賭けの規模とシステムの洗練ぶりで際立っています。
私が初めてチャレンジしたのは5、6年前のボクシングの世界タイトルマッチ「オスカー・デラホーヤvsフェリックス・トリニダート」。
双方の1〜12RのKO勝ちから判定勝ちを含めて単なる勝敗以上の幾つものパターンを予想する事が可能で、賭け事の対象として選手を応援した事がなかった私にとって特別な体験となりました。

[次へ]

もどる
0.ジャンクSPORTSTOP

(C)フジテレビジョン