ジャンクSPORTS
敏腕P日記
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今日のマスモト
【D】「ワールドカップに、番組のサポートを一切受けずに、自力で行ったらどうなるか!?」
帰って来ました!ジャンクSPORTSディレクターのマスモトです。
ワールドカップより無事に帰ってこれました。本当にホッとしています。
と言うと、大袈裟な様ですが、今回だけは、出発する時に心のどこかで、「もしかしたら、無事には、東京に戻って来れないかも…」という気持ちがありました。
今回の旅のテーマは…
「観戦チケットはもちろん、航空券も、ホテルも、超混雑!超高騰!のワールドカップに、番組のサポートを一切受けずに、自力で行ったらどうなるか!?」という事でした。
つまり、そんな事をしたら、「きっと辛い目にあうだろうし、リアルなワールドカップの現状が取材出来るだろう…」という事です。
「お金も出来るだけ使わない」という約束事もありました。
現地では、野宿になる夜もあるだろうし、移動はヒッチハイクも辞さない…という覚悟で、寝袋も持参して出発しました。
興味深いロケにはなりそうですが、どうか、危険な事が起きませんように…と言うのが、本音でした。
しかし、良い意味で、あてが外れました。
危険な事はほとんど無く、残りは「超・快適な旅」になってしまったのです。
今回、6泊の旅でしたが、なんと、僕は、一回もホテルに泊まりませんでした。(というより、ホテルは本当に混雑していて、いきなり行って泊まる事は不可能でした)
1泊はスタジアムに隣接している「ファン・キャンプ」という簡易宿舎の二段ベットに泊まり、もう1泊は市内電車の中。
そして残りの4泊は全て、初めて会うドイツ人の家に泊めて貰える…という、ミラクルが起きたのです。
よく「ドイツの人は日本人に優しい」と言われますが、僕の体験した限りでは、間違いありません。
みんな、本当に優しくして下さいました。
ニュルンベルグの街でお世話になったエリックおじいちゃんの家では、薔薇の咲くガーデンでの優雅な朝食をご馳走になり、ケルンの街でお世話になったドイツ人学生、ロバート君の家では、地元の学生が集まり、夜通しビールを飲み明かしました。
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