浅見光彦ｼﾘｰｽﾞ21
熊本･菊池伝説
殺人事件
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菊池会の会合が行われるというﾎﾃﾙに着いた光彦｡ﾛﾋﾞｰには菊池会代表で一族の長老･武信(神山繁)､信州佐久の分家筆頭の義友(寺田農)やその息子の清文(京晋佑)など､菊池会のﾒﾝﾊﾞｰが集まっていた｡｢この人､怪しいんです｡私をずっとつけているんです｣という由紀｡｢あんたの目的はなんじゃ｣と問い詰める武信に､雑誌｢旅と歴史｣を示し､｢僕はこの雑誌の取材で来ました｣と光彦が説明すると､武信の誤解は解けた｡
菊池神社の歴史館で武信から｢菊池一族｣の説明を受ける光彦｡一族の歴史を一通り語った武信は｢今回の事件をあんたに調べてもらうわけにはいかんじゃろうか｣と光彦に依頼する｡
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