第44回
新春かくし芸大会
2007

(←前へ)
15人のアイドルたちの先頭に立つのは辻希美。「ダンスは体に染み込ませることに慣れていたのですが、千手観音はダンスの振り付けとは違って、頭で覚えていかなければならないので大変でした。私は女の子の中で一番前に立っているので、自分が間違えたら後ろの子も間違えてしまうというプレッシャーがあります。『千手観音』は、全員が100%できて成功だと思うので頑張ります」と意気込みを語った。
2ヵ月以上も、出演者たちは多忙なスケジュールを調整しながら、連日深夜まで猛特訓を続けてきた。辻は「体にアザができてしまうのは、誰かにぶつかって演技がそろってないという証拠なので、アザができてはいけないんです。でも、最初のほうはアザができてしまって、今回『アザにも教わったな』と思います」と2ヵ月前の自分を振り返る。

今回のみどころ、『千手観音』は、出演者全員の細かい両腕の動きがそろうか否かが成功のポイントとなる。腕の挙げ方、手の指の開き具合、手のひらの位置…。練習では多忙のために出演者全員がそろわないことが多かったのも事実。いつも「イチ、ニ、サン、シ…」と小さい声で確認しながら、腕を挙げるタイミングを確認しあうアイドルたち。安倍麻美は「緊張もありますが、皆できちんとそろって踊れる本番が楽しみです。この1ヵ月、ずっと練習に励んできたので、終わった瞬間はいい涙が出るんじゃないかと思います。スタッフの方に言われた『練習は裏切らないからね』という言葉を信じて頑張ります」と自分に言い聞かせるように語った。そして「この演目で皆さんに感動していただきたい」とプロの表情を見せた。
(→続き)

サイトTOP
0.フジテレビTOP

(C)フジテレビジョン