[5月の天気予報のキーワード]
木々の緑が濃くなって来ました。
ガーデニングというには恥ずかしいのですが、今年から自宅で野菜やハーブ、観葉植物を育てていて、そのためか、辺りの緑がとても気になります。バジルやミント、チャービル、ルッコラが次々に芽を出し、土と水のパワーと、硬い種が小さくも生き生きとした芽に育つ様は本当に神秘的です。今朝、会社に通勤する前にトマトとキュウリが黄色い花を咲かせたのを見つけて、ちょっとうれしい気分で出勤しました。昨年、緑の多い郊外に引越、生まれ育った東京の緑の少なさを感じています。
さて、週末ガーデナーになると、今までとは違った視点で天気が気になります。
霜が降りないか?風が強く吹かないか?大雨はないか?日照りが続かないか?などなど、最近は自分の趣味のために予報しております。5月は、雹(ヒョウ)の時期でもあり、意外と農作物の被害が多いのです。初夏のこの時期、毎年数回必ずどこかである災害で、農業被害が数十億円に達します。最近の大きな被害では、平成8年の7月初めに降った雹で、埼玉県熊谷市では直径22ミリとゴルフボール大の雹が落ちてきました。この時の農業被害は、関東・東北・北海道の広範囲にわたり、被害額は約110億円と金額は台風被害並みとなりました。
そもそもなぜこの時期に雹なのか?
[次へ]

[0.TOP]

(C)2004 Fuji Television.