関東平野が晴れる風は、西風や北西風、西南西風が強く吹く時で、気温も上がります。
関東平野の北側と西側は、日本の屋根とまで言われる高い山が並んでいます。山を越えてくる風は、乾燥するため 雲をかき消してしまうのです。
逆に風が、山をのぼる時は、雨雲を作ります。
このように風向きと、海山の地形によって
雲が作られたり、消されたりするのです。
そして テレビや新聞の気圧配置図を見る時は、風向きを読みとるのも重要です。
高気圧から吹き出す風は、放射状に時計回りです。低気圧に向かう風は、中心に向かって反時計回りです。また 前線の南側は南風、北側は北風が吹きます。
これが天気予報の全てではありませんが、地元のお天気おじさんと言われている人は、この事を経験から知っている人なのです。
あなたも地元で、学校や会社で、天気を予想してみませんか?
(三井良浩)
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