・さて、話がだいぶそれてきたので、前回のインタビューの続きをどうぞ
M:その取材が、気象予報士の試験のどちらかというと難しいほうの記述式の2次試験で、それがいわゆる予報の試験なんですけど、内容的にはすでに取材してきたことだったので、勉強は非常に楽しくできました。取材が試験勉強みたいなものだったですから。専門的な資料とかも見慣れてて....実際に一般の人が見られるようになったのは試験の1年ぐらい前からだったと思います。気象学というのを勉強し始めたのは、試験の3〜4カ月前だったですね。
・箱に入っているような堅い本に書いてある「気象学」ですね
M:これがもう、完全に物理学なんですけど、何が書いてあるか「ちんぷんかんぷん」。ただ、予報そのものから勉強をスタートしたんで、本に書いてある学術的な事が、空の上ではどういうことなのかとういのは解りました。そういう点では、すごく恵まれていたと思いますね。
・中高生で割とお天気が「趣味」って人がいるじゃないですか、そういう人は三井さんと同じような経験から導きだす素質があるってことですよね。
M:あらかじめ物理学をやるんだって決めてかかると、手に負えなくなるかもしれませんからね。
・台風とかで泊まり込みという話が過去にあったと思いますが、会社に最大でどれぐらい泊まっていましたか?視聴者から、テレビをつけるといつも三井さんが出ている、おからだ大丈夫でしょうかって心配のメールが届いていましたが....
M:結構、時間を見つけて帰っているんですよ。今年に入ってからは2日泊まったのが最高ですね。
・家にいると夜中に電話で呼び出しがかかるって何度か書いていますよね。非常時はどういう心構えでいるのですか。
M:あらかじめ天気が荒れそうなときは、それなりに心構えはしています。だから電話がかかってきたときは、もう出る準備はできていることが多いです。
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