優しい時間
-#8 吹雪-

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富良野を直撃しそうな強い低気圧が近づいている早朝、「森の時計」に、美可子(清水美砂)が数人のペンション滝川の客を連れてやって来た。東京からのスキー客だった。高松(山谷初男)が、荒れるから山はやめたほうがいいと忠告すると「判ってます」と偉そうな口ぶりである。美可子が「山岳会の方だから、よくご存知」と取り成す。梓(長澤まさみ)は、相変わらず奥で食器を割っているが、いつも以上に様子がおかしい。ミミ(高橋史子)が連絡を取ると、すでにリフトが止まっていることが分かり、美可子たちはゴルフ場を抜けてペンションに戻ることに決めた。10時過ぎに現れた長沢(六条寿倖)は、すでに雪で全身真っ白。美可子たちは勇吉(寺尾聰)に挨拶し、店を出発した。

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