山おんな壁おんな
++ 物語 ++
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さて、雅之に称えられてご機嫌な葛沼は、新たな手柄を求めてフロアを徘徊。バッグ売り場で怪しげな動きをする客を発見。売り場から離れようとする客に声をかけ、万引きを疑う葛沼だが、これがとんでもない勘違い。松永翔子(唐沢美帆)というその客は、数日前に同バッグ売り場で買ったバッグを持っていて、色違いのものを見ていただけだった。恵美たちが飛んできて翔子に謝るのだが、激昂して帰ってしまう。原因を作った葛沼は、事の重大さに気付いていない。改めて恵美に接客態度を咎められると、ただオロオロするばかりの葛沼。
"2度と来ない!"と客、翔子を怒らせたままでは丸越デパートの信用にかかわる。恵美は翔子が買い物をした時のカードから住所をたどり、葛沼と謝罪に向かう。しかし、翔子はインターフォン越しに恵美たちを門前払い。恵美たちが待っていると、翔子が飼い犬を連れて出てきた。すると、葛沼が土下座。翔子は、それでも許そうとしなかったのだが、飼い犬が葛沼の顔をなめ始める。そんな愛犬の姿に心を許した翔子は、ついに葛沼の非礼を許す。
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