『わが家の歴史』
[トピックス]

監督・出演者コメント
河野圭太監督
「今回、昭和が舞台ということで、昭和の世界を再現しなければいけなかったのですが、どうやればいいんだろうと悩む部分が多々ありました。けれどその分、普段なかなかできない難しい設定も、かなり無理を言って僕がやりたいように思う存分やらせていただきました」

佐藤浩市さん
「ご覧いただいてわかるように、キャスト、美術などすべてが未曾有のスケール感で、連続ドラマ1クール分に匹敵するくらいの時間をかけて撮影をしました。九州から上海まで当時の日本を求めてロケーションをして、そういう部分でのスタッフの苦労がちゃんと絵になっていると思います。三夜ありますが、楽しみに見て下さい。
さすがに戦後はかぶりませんが、若干、ある種の郷愁を感じる部分もあり、なつかしいなと思い自分の幼年期が遠い昔になったのかなという感慨もあります。」

松本 潤さん
「演じている時もそうでしたが、作品を見て、あらためてこの作品に参加することができて幸せだと感じました。あたたかい家族愛が描かれているので、ぜひ家族そろってリアルタイムで見ていただきたいと思います。(現場での雰囲気は)撮影が始まってすぐ家族みんなで集合するシーンがあったのですが、その後2〜3日撮影がなく、無性に淋しかったです。それほどあたたかい家族の雰囲気は画面に出ていると思いますし、作品を見てあらためて家族って良いなと感じました」

佐藤隆太さん
「あたたかい家族の愛に包まれた作品に、すばらしいキャストの皆さんの中で、三谷さんのすてきな本と監督の元で次男を演じられたのは本当に幸せでした。この作品はぜひ大切な人と見てほしいと思います。ドラマの中で、家族でテレビを見ていたように、皆さんも家族とわいわいこのドラマを見ながら一家団欒のきっかけになればいいと思います。」

堀北真希さん
「昨年9月から撮影を始め、今日、完成披露の日を迎えられうれしく思います。すばらしい作品に携わることができて、それも本当にうれしいことです。私は、今は家族と離れて暮らしていて、家族と一緒にいる時間があまりないのですが、撮影現場は家族と一緒にいるようなあたたかさを感じました。私は、実際は長女なのでお兄ちゃんやお姉ちゃんに憧れがあったので、三姉妹の次女を演じられてとても楽しかったです。
このドラマに描かれているのは歴史に残るような家族ではありませんが、ぜひたくさんのみなさんに見ていただいて、愛はすぐ身近にあるものだと感じていただければうれしいです。」

榮倉奈々さん
「8時間は長いので三夜かけて見ようと思っていたのですが、本当に面白すぎて、一晩で8時間を見終わってしまいました。それでも(8時間では)もの足りなくて、もっとこの家族のことを見ていたいと思ったほどです。
私はとても背が高いので、末っ子という役どころは大丈夫かなと心配でしたが、皆さんすごく頼りになる方々ばかりで、その現場の安心感は末っ子の気持ちなのかなと思いながら撮影をしていました。」

長澤まさみさん
「ゆかりは政子さんの親友で義男さんの恋人という役どころで、八女家の皆さんとは少ししかお会いできなかったんですが、ゆかり自身も両親を失い、家族を失って寂しいという気持ちが、八女家の皆さんといると「家族っていいな」って思う、私自身もそう思いましたし、そんな素直な気持ちを感じてもらえたらなと思います。」

高田純次さん
「この作品は「素晴らしい」の一言で、これから50年はこんなドラマはできないと思います。(西田さんとの共演は)当たって砕けろみたいな感じで行ったんですが、非常に優しくしていただいたので感謝しています。」

玉山鉄二さん
「完パケをいただいて倍速で4時間かけて見ました。みなさんの声がやたら高かったのですが(笑)それでも十分楽しめました。見終わったときに思わず親に電話したのですが、海外旅行に行きたいからお金をくれと言われて、NOといえない自分がいました(笑)。そういう作品でした。
この役を演じたことで、戦争は、命だけでなく、人の気持ちまで奪っていき、未来の次の代までいろいろなものを背持っていかされるものなんだと感じました。」

富司純子さん
「三谷幸喜さん作品にはぜひ出演させていただきたいと思っていましたので、今回、声をかけていただいてうれしかったです。夢を追っているお父さんについていく役ですが、そんな夫婦はこの頃少ないですから、女性は一歩も二歩も下がって主人を立てるのが円満な家庭を作る秘訣なのではないかと思います。」

西田敏行さん
「この一家を牽引していく父親でなくてはいけないのですが、ちょっと夢を追いすぎたというか破天荒というか友だちが悪かったというか、いろいろなものに手を出して時代の中で家族を翻弄させてしまう部分もあって、それを長女が頑張って守ってくれたという意味では頭の上がらない父親をやらせていただきました。そういう完璧でない父親役でしたので、私個人としては違和感なく演じることができました。立派な父親を演じるよりは「しょうもねえな、この親父は」という役が好きだし、よく三谷さんはその辺りをわかって役を振っていただいたな、と感謝しております。」

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