東京タワー
-物語-
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中川雅也(速水もこみち)は、鳴沢一(平岡祐太)が携ることになった新雑誌のイラストを依頼されるなど、仕事は順調。一方、オカンこと栄子(倍賞美津子)の雅也との東京暮らしも、同年代の友人が出来るなど、穏やかな日々を過ごしていた。

そんなある日、栄子がのどに痛みを感じるようになる。栄子を襲う痛みの発作は、徐々に間隔を縮めだした。そして、雅也は栄子が通う病院の担当医に呼び出される。担当医は、雅也に栄子の病状を説明。栄子はガンを再発しており、病巣は食道から声帯にまで広がっていた。担当医は、抗がん剤の効果が得られなかったことを話し、手術による病巣削除以外に治療法がないと雅也に告げる。

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