東京タワー
-物語-
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雅也が描いた"かっぱ"の字は、筑豊の小料理店の暖簾になっていた。それは、栄子が知り合いから経営を引き継いだ店。栄子は開店準備を手伝いに来た妹の香苗(浅田美代子)に暖簾を自慢する。また、店内の品書きは、離れて暮らす夫の兆治(泉谷しげる)が書いたものだった。香苗は自分の食堂も引き続き手伝うと言う栄子が心配。だが、栄子は東京の雅也が頑張っているから、自分も頑張ると明るく答えた。そして"かっぱ"が開店する。店の経営を心配して電話してきた雅也と陽気に話す栄子。だが、栄子は電話を切った後、首に違和感を覚える。

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