東京タワー
-物語-
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アパートに帰ると、レオらに小豆の先物に仕送り金をつぎ込んだと自慢する雅也。心配する耕平に、雅也は大学を辞めると宣言。そんな時、アパートの大家(久保田磨希)が、栄子が事故に遭ったと電話が入ったと飛び込んできた。電話をしてきたのは香苗(浅田美代子)。栄子の怪我は足の捻挫だが、帰って来いと言う香苗。だが、雅也には帰郷する金もない。すると、香苗から栄子が電話を代わった。心配しないようにと告げる栄子に、雅也は儲け話もあるので大学を辞めると言う。
その儲け話は夢に終わった。金を託した会社がなくなってしまったのだ。途方に暮れる雅也は、手塚に考えが甘いと諭されてしまう。徳本やレオの方が、しっかりと生きていることを突きつけられた雅也は自分の不甲斐なさに気づかされる。
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