1リットルの涙
-Special-
[Q]日記というのは極めてプライベートなものですよね。それを見ることについて、亜也さんは?
自分が私に伝えたいこと…「ここ読んで」って言われたときは、そのページだけ読ませてもらったことはあるんです。だから彼女の日記を黙って私が見るっていうことはまったくしませんでした。最後に入院するときは、「これは私の大事なものだから、ダンボール箱に入れて、押入れの中に入れといて」って彼女が言っていたので、その通りにしたんです。で、さっきの事態になったときに、「黙って見てごめんね」って言って読んで…。全部見たのは、そのときが初めてでした。で、それから「黙って見てゴメンね。だけど亜也ちゃんって凄いな。凄い頑張ってきたんだ、ひとりで。困ったときだけ、お母さんに『助けて』って言ってきたんだね」っていうような話を彼女にして、「本にしようか?」って言ったら、最初は「嫌だ!」って。「だって、何年も前に書いた日記、記憶にないから、何かいてあるかわからんし、そんな立派な生き方、私はしとらんし…」って言って…。それで私が「病気と闘いながら生きてきた、という部分だけをピックアップしてお母さんが書くから、それを亜也ちゃんが見て、OKだったら…」と言って始まったんですね。
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