1ﾘｯﾄﾙの涙
-Interview-
[Q]原作の本だけでなく､映画やﾄﾞﾗﾏを見た人は､いろいろなことを考えると思うんです｡先ほど藤木さんがおっしゃっていた｢本当の優しさとは?｣というようなことを｡そういう意味では､ｴﾝﾀｰﾃｲﾝﾒﾝﾄ作品ですけどそれ以上の意味もある､という風に受け止めていたのですが､その辺を藤木さんはどう感じていらっしゃいますか?
そうですね｡逆に､そういう訴えるものがある作品に､ｴﾝﾀｰﾃｲﾝﾒﾝﾄの要素を加えてここまでのﾄﾞﾗﾏに持っていくのは簡単なことではないだろうな､という感じがしていました｡木藤亜也さんは実際にいらっしゃったわけですし､彼女の言葉が元になって生まれた本ですから､もちろんその強さは感じていました｡あと､視聴者の方のﾄﾞﾗﾏへの入り方って､いろいろあっていいと思うんです｡ｽﾎﾟｯﾄをちょっと見て､｢どんなﾄﾞﾗﾏなのかな?｣って興味を持ってくれることもあるわけだし…｡本を読まないような人も､作品に触れる機会が出来るわけですからね｡
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