太郎と次郎
〜反省ｻﾞﾙとﾎﾞｸの夢〜
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記者会見には村崎太郎さん､太郎さん役を演じた坂口憲二さん､次郎役を演じたお猿の輝くん､そしてﾄﾞｷｭﾒﾝﾀﾘｰとﾄﾞﾗﾏに欠かせないお二人をお呼びしました｡
まずは､20年間にわたり村崎太郎さんをｶﾒﾗで追い続けたｶﾒﾗﾏﾝであり番組の総合監修である永山真治さん｡
太郎さん自身もﾄﾞｷｭﾒﾝﾀﾘｰに関して､｢感動と喜びを撮ってくださった永山さん､ありがとうございます｡私は泣いていいのか､笑っていいのか…20年壮絶だったんだなと見させていただきました｡自分で言うのも恥ずかしいのですが､生きているといろいろなことがあります｡何度も挫折して立ち上がっているところを是非見てほしい｡｣
と語ってくださいました｡
そしてもうひとりは､ﾄﾞﾗﾏ収録の間､坂口さんと輝君をずっと見守ってくださり､ご自身も猿まわし芸人役として出演もしている太郎倶楽部のﾙｯｷｨさんです｡
｢今まで後輩に教えてきましたが､今回は坂口憲二さんという､演じる方に初めて教えたので､今までとは違う指導の仕方を工夫しました｡この作品が素晴らしいものに仕上がったのは､何と言っても坂口さんの輝に対する一生懸命な思いや行動の全てが伝わって､(輝と)素晴らしい関係を築き上げたからこそだと思います｡師匠のこれまでの芸を受け継いでいこうと思います｡実際に太郎･次郎がやってきたことをそのまま伝えるというのは初めてのことで､その芸を他の人に伝えていくのは貴重な体験だと思います｣
ﾄﾞﾗﾏ制作のために多大なるご協力をくださったﾙｯｷｨさんですが､ﾙｯｷｨさんにとっても貴重な体験だったのですね｡そして坂口さん自身の努力の賜物であるという言葉をこの会見では何度も耳にすることとなります｡
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