太郎と次郎
〜反省ザルとボクの夢〜
-キャストインタビュー-

Q.猿まわしという伝統芸を始める際に何を参考になさったのですか。

A.私が考えるにしゃべる人は皆、志ん生(古今亭志ん生)を目指していますからね。志ん生を目指して志ん生になれる人はいませんからね。今のような時代に志ん生の生き方は破天荒でしょうね。心を継承しないと。
猿まわしというものに対しての既成概念がなくて、猿まわしをどうやったら楽しくできるか、どうするかと考えた時に、それならば落語、落語ならば志ん生さんだと。
毎日16時間くらい、志ん生を聴いていました。最後は子守唄にして。
落語から、漫才、歌舞伎、ミュージカル、文楽と、何でもありとあらゆるものを自分の中に取り込んでいって、自分がお猿さんと何をしたら面白いかということを一生懸命想像していました。

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