裸の大将
-* あらすじ *-

その頃、寝支度をしていた春子と蝶子。蝶子は、春子に勝己との再婚を勧めるのだが春子は迷っている様子。そして春子は、結婚当時には挙げられなかった結婚式を七年前に挙げようとした時、吾一が幻の蝶を求めて飛び出してしまったと蝶子に話す。ブドウ園の売却も促す蝶子だが、春子は譲れない様子。そんな二人の会話を、吾一が庭で聞いていた。次の日、昇仙峡の仙蛾滝をスケッチした清が、遊歩道を歩いていると岩の割れ目に小銭が生えているのを発見。清はこれぞ石のご利益と小銭を集めだすのだが、田中巡査(生瀬勝久)に見つかり交番行き。小銭は、観光客がさい銭代わりに岩の割れ目に刺していったものだった。さい銭泥棒は別に逮捕され、清の罪は晴れる。学校帰りの蝶子と隼人は、三分一湧水で女の先輩が写真を破って、川に流している姿を見る。先輩によると、流したのは交際していた彼とのツーショット。高校の言い伝えで、この川に写真を流すとカップルは必ず別れる事ができるらしい。と、そこに清が通りかかった。追いかけた蝶子と隼人は、今回は清を追い詰める。だが、清から身の上話を聞いた二人は蝶子の家へと連れ帰る。
清は春子と再会。先日の約束と、春子は快く清におにぎりを食べさせ、泊めてくれることに。奥の間で、清は家族写真を見つける。写真には若い吾一。清は、どこかで会ったと感じるが思い出すことができなかった。
しかし、次の日の夜、春子から写真の男が蝶子の父で、蝶ばかり追いかけていると聞いた清は、ようやく吾一のことだと思い当たった。だが、それを聞いた春子は、蝶子には黙っていて欲しいと告げる。
翌日、町には"山下清まつり"のポスターが貼りだされた。例のニセ清たちの画策だ。本物の清を探していた岡本は、すぐさま園長に電話。園長は、何かに巻き込まれているのだと、岡本に清の名誉を守るよう託す。
一方、そんなことを知らない清は、春子のブドウ園の手伝いを続けていた。その途中、例のポスターが目に入る。おむすび大食い大会の開催を知った清は…。

[前へ]

0.裸の大将 TOP

(C)フジテレビジョン