素直になれなくて
- Interview -
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水野祥子役 風吹ジュンさん
公式HP用のインタビューです。よろしくお願いします。
ホームページ、よく見ています。ジェジュンくんが大好評ですね(笑)。熱心なファンの方がたくさんいて…素晴らしいですね。

撮影は終盤になりましたが、今回の現場はどんな印象ですか?
若い人が多いので、爽やかな雰囲気に溢れていてとてもいい現場だと思います。

今回の作品は、雰囲気が違ういろいろなシーンがあるドラマでもあると思うんです。スナナレ会の5人が一緒のシーンは青春っぽいですし、祥子さん と亮介さん(吉川晃司)のシーンはアダルトな雰囲気で…。
吉川さんとのお話は、この後どうなってしまうのか、全然わからなくなりましたけどね(笑)。どこに着地するのか、楽しみです。

おふたりのシーンは、とても素敵です。
それは、吉川さんのお人柄だと思います(笑)。やっぱり、いい男じゃないといい恋愛に見えないですから(笑)。

名言です(笑)。
でも、ホントにそう思いますよ。見てくれている人に好感を持ってもらわないと、ときめかないですもんね。ただの大人のいやらしい恋愛じゃなくて、ちゃんと内面が熱くなっていることが伝わらないと…。

その吉川さんとのお芝居はいかがでしたか?
吉川さんご自身は、心の開けた、とても良い方で…。ロックミュージシャン特有の、ちょっと近寄り難いような、別世界の人間っぽい感じはなく、とても柔らかい内面を持っていらっしゃるんだな、というのは感じました。優しくて、ほんわかしたところもあって。ロックという世界、ミュージシャンというキャラクターには、尖がったイメージがありますよね。でも、そうではなくて、ちゃんといい歳のとり方をされているんじゃないでしょうか。ことし、いろんなミュージシャンが来日していて、昔から活動しているミュージシャンもたくさん来ているんですけど、あんな風に、良い年齢の重ね方をできる方なんじゃないかな、と思いました。私の周りの人たちも、ドラマを見て「吉川さん、素敵!」って言ってます(笑)。

祥子という役柄ですが、演じるにあたって、特に意識している点は?
上野樹里ちゃんが演じるハルのお母さん、というキャラクターと、再会した亮介さんに対する恋心を持ったキャラクター…やっぱり母親と女、というのは別モードだと思うんです。お母さんはどういう人か、という説明があまりされていないので、切り替えが難しいなと思っているんです。8話にも、ナカジ(瑛太)とお父さんのことを話してすぐにハルがドクター(ジェジュン)を家に連れてきて祥子がワクワクしてしまう…というシーンがあったんですけど、そのときの温度の上げ方は難しかったです。そういう部分に関しては、監督ともよく話しているんです。結局、ハルにかけるセリフを、ドクターにかけるセリフに変えてもらったりして…。セリフの持つ意味を解くまでに、ちょっと時間がかかるんです(笑)。樹里ちゃんは上手にやってるな、って思います。若い人は、感覚でそういうものをつかんでしまうのかもしれないですね。

演者さんのちょっとしたさじ加減で、受け取る側の印象が変わってきてしまうこともあるでしょうし。
違ってくるでしょうね。演じる人間がちゃんと消化していないと、言葉や気持ちは伝わらないんだと思います。だから、樹里ちゃんたちも葛藤はあるでしょうし…。

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