太陽と海の教室
-STORY-
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日輪祭間際、神谷は学校を去っていった。未履修問題は補習授業により、解決に向かおうとしている。杏花は櫻井に礼を述べ、3年1組の担任に復帰させる。担任として再び教壇に立った櫻井は、生徒たちに10年後の自分を想像させた。しかし、生徒たちの想像は、嫌な大人になっていることばかり。櫻井は、そんな生徒たちに、これから立ちはだかってくる壁は、自分を写す鏡だと教える。そして、願う。どんな時代になっても、目の前にある鏡を見て、自分自身に今を生きているか? 自分らしくあるかを問いかけて欲しいと。最後に櫻井は、10年かけて解いて欲しいと問題を出す。それは、名前や職業や学歴、性別や国籍でもない君たちは誰だ? というものだった。

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